HuaweiはKirin1020と呼ばれる新しいチップセットの開発をしていると報じられております。
このKirin1020というチップセットというのは現在P20 Proなどに搭載されているKirin970と比較しても約2倍の性能になる可能性が高いと言われております。
Huaweiは独自のチップセットを採用
Huaweiというのは自社開発のチップセットを開発しており、それらのチップセットの名称というのはKirinという名称のチップセットです。
自社開発のチップセットを採用することにより、一番の目指しているところというのはやはりコストです。
コスト削減効果というのはかなりあるかと思います。他社からチップセットを仕入れるとどうしても割高になるわけですが、自社で開発するのであれば、自社内のコストだけになるわけで、そこまでコストはかかりません。
そういうこともあり、現在Huaweiは自社開発を行っているチップセットを自社のスマートフォンに採用しているのです。
そしてこのKirin1020ですが、性能が非常に高く、970の2倍の性能というから驚きです。
ざっくりですが、現在これらCPUの性能の伸びという観点からすると1年で約1.3倍で2年でも2倍には到達しません。
3年で約2倍の能力になっていくわけです。
そういうことを考えるとやはり3年で2倍の能力アップということを考えるとかなりすごいことですね。
2017年から2018年にかけて970が投入されておりますが、それが2019年から2020年ごろに採用されるとなるとかなりのものになるかと思います。
ただし今の段階でこの1020は詳細情報というものはそこまでは出ておりません。
5Gネットワーク開始後に量産開始か
今後5Gと呼ばれる次世代ネットワークが出てきますが、5Gネットワークの開始後に量産開始される見込みです。
現在日本でも5Gと呼ばれる次世代ネットワークに関して動き始めているわけですが、5Gと呼ばれるネットワークは非常に高速です。
ただし今あるスマートフォンでは5Gには対応していないので、通信規格などの部分からの見直しが発生するわけです。
その時にこのKirin1020のような新しいチップセットが対応していることで、高速通信を得ることが可能となっているわけです。
今日本ではSnapDragonと呼ばれるCPUが一番メジャーですが、各社からHuaweiのスマホが発売されたことを受けて今後KirinというCPUの知名度もかなり上がってくるものと思われます。
2020年に量産開始か
Kirinは現在900シリーズとなっております。
現在発売されているモデルというのはKirin980です。
次はKirin990になる可能性もあります。
その次くらいが1020になるのではないでしょうか。となると2020年に量産開始になるということになります。
2020年くらいならKirin970の2倍の性能と言われても納得できるのではないでしょうか。
KirinシリーズというのはHuaweiのスマホにしか搭載されておりません。
今後も同様になると思われます。コスパに優れ非常におすすめできるCPUとなっております。
引用元:gizmochina