SnapDragonの型番の連番が正しければ、2020年にもSnapDragon865というCPUが発売されると思われます。
SnapDragonというCPUというのはQualcommから発売されているCPUの総称となっており、日本で購入できるスマホにはこのSnapDragonと呼ばれるCPUが搭載されております。
SnapDragonの8シリーズと呼ばれるものは、Qualcommから発売されているCPUの中でも最もスペックが高く、いわゆるフラッグシップモデルに搭載されるCPUとなっております。
2020年に搭載される可能性のあるスマホ
2020年にこのCPUが発売される可能性が非常に高いと思われ、すでにSnapDragon855の開発まではQualcommは認めております。

こちらがすでに開発されているCPUとなっており、こちらのCPUは2019年にも発売されるスマホに搭載される見込みとなっております。
2018年の時点ではSnapDragon845までがすでに発表されております。
このSnapDragon845というCPUはXPERIA XZ2やXPERIA XZ2 Compactに搭載されております。
またGALAXY S9にもこのCPUが採用されており、2018年のフラッグシップモデルと呼ばれるモデルには搭載済です。
2020年になるとGALAXY S11くらいまでは進んでいると思われますので、GALAXYシリーズの中でもS11ひょっとするとGALAXY Xという名称に変更になっているかもしれませんので、それらGALAXYシリーズのフラッグシップモデルに搭載される可能性が非常に高いと思われます。
またGALAXYシリーズ以外ではXPERIAシリーズにも搭載されると思われます。
XPERIAシリーズというのは半年に1度の割合でフラッグシップモデルを販売しておりますので、2020年ごろになるとXPERIA XZ6あたりになるのではないでしょうか。
XPERIAシリーズというのは2018年の前半にはXPERIA XZ2そして後半にはXPERIA XZ3が発売される可能性が高く、その後2019年にはいってXPERIA XZ4 XPERIA XZ5が発売されるとなるとその次に発売されるものというのはXPERIA XZ6あたりになる可能性が高いですね。
日本ではこれら有名なフラッグシップモデルと呼ばれるものに搭載される可能性が非常に高いと思います。
世界的に搭載される可能性の高いスマホは?
Googleから発売されるPixelシリーズにも搭載される可能性は非常に高いと思われます。Pixelシリーズというのは、2018年の時点ではおそらくPixel3までが発売されると思われます。
そのためPixel5あたりが搭載してくるのではないでしょうか。



こちらPixel3のスペックなどを予想している記事となっております。こちらも合わせてご確認いただければと思いますね。
Pixelシリーズというのは日本のキャリアモデルとしては発売されてはおりませんが、世界的に非常に注目度の高いスマホとなっており、期待している人も多いスマホです。
これらフラッグシップモデルに搭載されることはほぼ間違いないと思います。
5Gのサポートは間違いなし
先程からCPUといっておりますが、実はこのSnapDragonと呼ばれるものは統合パッケージと呼ばれ、CPUの部分も入っているのですが、通信部分も入っております。
通信部分が入っているということはどういうことかということですが、LTE通信ができる通信モジュールというものも搭載されているのです。
今各社が5Gと呼ばれる次世代通信を推進して推し進めているわけですが、この5Gにも対応してくるでしょうね。
すでに通信速度というのは1Gbps程度まで引き上げられておりますが、更に高速に通信させることが可能となっております。
それら次世代通信規格にも対応はしてくると思われます。おそらく次世代通信規格への対応というのはSnapDragon855あたりでもある程度は対応出来ているかと思いますが、それら通信規格というものが安定期に入ってくることは間違いないかと思います。
通信速度が早いことは非常にありがたいことですね。すでに光回線レベルの通信速度というものをLTEは行うことが可能となっており、今後ますますの通信速度増強に向けているかと思われます。
SnapDragon845比較で約1.6倍〜1.7倍程度の能力アップ
SnapDragon845と比較しても約1.6倍〜1.7倍程度の能力はあることは間違いないでしょう。
SnapDragon845とSnapDragon855は1.3倍ほど能力が上昇するといわれております。
またそれの1.3倍の能力の向上ということであれば、実質的にそれくらいの能力が上がると言われております。
能力が上昇することにより、一番恩恵を受けるのはゲームでしょうね。
ゲームなどは今後もますます進化すると思われます。その中でもVR系のゲームをする人にとっては能力アップというのは非常に魅力的です。
今後VR系のアプリなどもかなり出てくることが予想されますので、かなり期待できるかと思います。
サーフィスが登場という噂も
SnapDragon865が搭載されているサーフィスが登場するという噂もあるようです。
サーフィスというのは、Microsoftが発売しているタブレットとなりますが、サーフィスが登場したことにより、世間的に見るとかなり世の中の流れが変わったような感じがします。
世の中の流れからするとサーフィスというのは、ウィンドウズタブレットとなっており、今後もかなり期待したいところになるかと思います。
SnapDragonを採用することにより、サーフィスというのは今後どうなっていくのでしょうか。
インテルなどの採用は控えていくのでしょうか。そのあたりも含めて気になるところですね。
SnapDragon865は2019年のQ3に発表の予定
SnapDragon855がすでに発表されましたが、SnapDragon855の発表は2018年12月とかなり遅かったです。それの次に搭載されるCPUはSnapDragon865というモデルになると思われます。
最新の情報では2019年のQ3に発売される予定になると思われます。
SnapDragon855で7nmという非常に細かいプロセス・ルールで製造されておりますが、次のプロセス・ルールにはSnapDragon865ではいかないと言われております。そのため7nmというプロセス・ルールのままとなる見込みです。
プロセス・ルールに関しては高いほうが基本的に動作速度が早くなるとも言われておりますが、内部クロック数などが上がるため、実質的にはSnapDragon855と比較しても20%程度は動作速度が向上されると思われます。
SnapDragon865というCPUはハイエンドモデルに搭載される予定になっておりますが、GALAXY S11やXPERIA XZ6あたりに搭載される可能性もあるようですね。
X50モデルが統合され5Gスタンダードに
X50モデルと呼ばれる5GのチップがこちらのSnapDragon865には標準搭載される可能性が高いことがわかりました。
SnapDragon855と呼ばれる2019年に主力となるCPUというのは、X50もしくはX55というモジュールを装着しないと5Gの通信はできません。
そのためSnapDragon855を搭載したモデルのスマホでは残念ながら5Gの通信はできません。
とはいうものの2019年の時点では5Gの商用運用は開始されておらず、結果的に5G通信を利用することはできません。
今後5Gを体感したいのであれば、テスト環境で体感するしか方法はありませんが、一般の人はテストすることもできません。
ということは実質できないわけです。2020年に商用開始する5Gに対応したスマホが必要となるわけです。
2020年に販売されるスマートフォンに採用される予定のSnapDragon865というCPUはこのX50もしくはX55を同梱しているようです。
そのため、SnapDragon865を搭載しているだけで、5Gの利用が可能になるようですね。
統合モジュールというのは本当に便利ですよね。5Gが搭載されるモデルがスタンダードになると市場も安価なモデルであったとしても5G搭載モデルというのがいろいろ販売されてくるかと思います。
昨今5Gという言葉を普通に目にする用になりました。5Gは今後間違いなくスタンダードになりますので、覚えておきたいキーワードです。
Galaxy S20で搭載予定
このSnapdragon865と呼ばれるCPUというのは、Galaxy S20に搭載される予定となっています。Galaxy S20シリーズというものは3つのモデルが日本から発売される予定となっています。Galaxy S20はS20とS20PlusそしてS20 ULTRAと呼ばれる3つのモデルが発売される予定です。
基本的にはGalaxy S20というのは、ドコモ、auの2社から発売される予定となっています。
Galaxy S20シリーズの3つのモデルがすべてドコモ、auから発売されるかどうかはわかりませんが、それでも恐らく2つのモデルは発売されるでしょう。
ULTRAというモデルの発売は特にハイスペックな機種になるので、かなり期待したいところですね。